sfwの理屈っぽいねん 




 2004/03/15 (Mon)
□ 地方に住むと
排他性というのは今や地方の都市部では表面上はないように見えるし、よそ者も多いから住民登録して、税金納めてれば市民として扱われる。少なくとも、すんだことのあるところでは。地元出身の友人もできた。せいぜい経験したのは子供会の役員を引き受けられないとお断りしたら、変な手紙を投げ入れられたことと、ある地方出身者に「村八分になる」といわれたことと、数人のお母さん方に以後、挨拶しても知らん顔されたくらいである。ムラハチブはどういう形になって出るかな、とうかがっていたけど、何も無かった。(子供に何かあったら許さん、と心の準備はしていた。父親の少年野球チームへの貢献で被害は無かった.点数稼いだのは父親)。これが今住む人口約14万の江戸時代は幕府の老中職を努める城下町だった市での経験.
しかし、である。
隣の市は江戸時代を垣間見るような村社会が現存しているんですよ。
そこは、数十年前にある国家的プロジェクトで田圃と沼地が突然現代的町並みに変貌。l国の施設が沢山移転してきた。それに伴い、人も移動してきた。わが一家が引っ越してきた15年前にはすばらしいコンサートホールはあったけど、図書館は無かった.しかし、今や人口も更に増加、新しく電車も乗り入れとなる予定で、町はバブル期のようにショッピングセンターや娯楽施設が次々にオープン。レストランも居酒屋も新しいのが続々と趣向をこらしてオープン。移転当時、新婚で移住してきた大学の友人が話していた「大通りも舗装されていず、スーパーも無く、主婦は車に相乗りして15分ほど離れたJRの最寄駅前に買出しにいった」などというのが遠い昔のような
今日です。新しい住宅地も、環境が良い、ということと、地価が以前よりさがったので急速に造成され、以前より多様な人々の町になってきました。それはそれでかんげいすべきことなのですが。。。(つづく)
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 2004/03/12 (Fri)
□ 国語
お国ことばというのは、その地域の人々にとっていまなおその土地への帰属意識を確認できるものだと思う。現代でもそうなのではないか。どんなにメディアが発達して、標準語なるものが一般化したところでやはりお国ことば、なまりは逆に大事にのこっているものもあると思う.意識的に使われてるのもあるやに感じる。ただし、あまりに外から入った人にわからないと支障をきたす。東京で生まれ育って、地方にいくと、言葉の違いははっきりと感じる。気分的に楽なのは、方言を話す人がそれで昔のような劣等意識をもっていないことで、こちらも普通に自分の身についた言葉をしゃべれることだ。昔はいわゆる標準語でしゃべると異人種のように遠巻きにされているようなところがあった。(こどものころ、山陰地方に住む祖父に言葉が乱暴、といわれてわけがわからず、寂しい思いをした覚えがある)。お国言葉は「故郷」の懐かしい響きでもあろう。(関西、近畿地方の人たちは一応このカテゴリーから外れたところでおよみください。この地方の方々はこんなことを書いたら鼻先であしらわれそうなきもするんで。)で、
お国言葉vs東京言葉の上下関係がなくなるのがいちばんと思ってるわけです。東京の育ちは東京が故郷、と思っているんで、ふるさとがなくて気の毒、などと思われてることがよくわからない。山河もあるしね、一応。
お国言葉で代表される地方性で一番厄介なのはやっぱりその排他性でしょう。では、またそれについてそのうち書きます。現実にあることなんで、記録し解きたい。
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 2004/03/09 (Tue)
□ 国語力
今朝TVで、子供の算数の能力は国語力を高めることで向上する、という話を実際の小学校教育で実践している様子をレポートしてました.。「国語力」というのは要するに考えをまとめるってことなんですね。12×23の計算の成り立ちをどう考えるかと。。。答えはひとつでも、考え方はいろいろある。自分のおもいついた解き方を文章にさせてみる。このやり方の積み重ねで、思考をまとめて内容のわかる文章が作れるようになるし、また算数の考え方も解ってくる。

正直言って、今頃やっとこんなことが認識されたのか、と驚く。欧米流のやり方は昔からこうだった。と、小学校3年から外地で暮らし、日本人学校も無いような時代に、欧州系の学校で学んだ私にはよくわかる。

自分の考えをきちんと整理して表現できる、というのは非常に大事な能力なのです。
で、小学校時代4年間もそういう訓練を受けた私が、生来の性格もあって、理屈っぽくならないはずが無いわけです。

この理屈ッポイ、というのは日本の社会では×、特に女としては×××、で、何かの折に状況説明をしようとすると、「素直じゃない」、「屁理屈言うな」、等々実に否定的な反応しか返ってこないのであります。また、「sfwさんの日本語ってへん、日本人的じゃない、」というのも多くの方の評でね。でも、そうかも。
自分の子供たちにもそういわれちゃね。
《ちなみに子供たちは混血ですが、6歳と3歳のときからずっと日本で生活)

しかし、おかげで、思考をまとめるのは特異になったとおもう。いろいろ事実やら、虚実、出版物、等々かき集めて、それをまとめるのは早くなった。(文章として上手いか下手かはこの際抜きにする)

この、日本人、ということについてちょっと考えたことがあるので引き続き私見をまとめてみたいので、屁理屈、お許しください。



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 2004/03/08 (Mon)
□ 誤解しないで
さっき書いた山野草のことで一言.
ほってきたのは宅地造成になるんでなくなってしまうことのわかった雑木林からや、駐車場になるんでつぶされるのがわかっている空き地からです。念のため・。
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 2004/03/08 (Mon)
□ 春なんです
久しぶりにこのページをみたら{受験生の母」で。。。今は無事「大学生の母」、となり、仕送りに追いまくられてる。本人は念願のラグビー部。夏には菅平で憧れの合宿。秋には鼻を「く」の字にへしをるファイトぶり。(このおかげで母は余分な出費を強いられた)
と、こんなことを書きたかったんではないんですが、ちょっと母親の安心と不安を。なんせ、
本人曰「まだあと2回はどっか折るからよろしく」とこちらを本気に怒らせるようなことをエラそうにいうもんで…
閑話休題
数日家を空けて帰ってみると、クロッカスと菫が満開に。
クロッカスって勝手に増えるって知らなかった。何年かまえに15個くらい、黄、紫、白に紫の筋入ったのを買ってきて植えたら毎年少しずつ増えて、驚きました。ろくに手入れもしないのに、時期になるとちゃんと芽をだし、花開く。春の寂しい花壇にとても鮮やかです。
菫や一りん草、鳴子ユリ、ねじばななどそこら
辺の雑木林からほってきて植えているのですが、いつも今年はちゃんと芽吹いてくれるか、さいてくれるかとどきどきしながらにわの
つちをみます。菫はどんどんふえて絨毯みたいになってるところもあります。
今年はいちりんそうが何株芽吹くか、いのるような気分です。
春のかすかなときめきです。.
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